Solo Exhibition "Light of Langsuir"
- 2024年9月3日
- 読了時間: 3分
更新日:4 日前

「Light of Langsuir」は、自然と精神性が深く調和し合う、塩井一孝の神秘的かつ感覚的な世界を探求する作品である。神道の思想に根ざした塩井の作品は、視覚芸術という枠を超え、触覚的で没入感のある体験をもたらしている。
AkaldiuluでのBarehands Residency滞在中、塩井はLangsuirの葉と出会い、その独自の存在感を自身の作品に取り入れることで、制作に新たな展開をもたらした。これらの葉は、八女和紙の繊細な色合いや、Ulu Langatで撮影されたイメージとともに、伝統と革新をつなぐ役割を果たしている。
塩井の作品は、人間と自然とのあいだに瞑想的な対話を生み出し、私たち自身と自然とのつながり、そしてその中で人間がどのような位置を占めているのかについて、あらためて考えることを促している。
Artist Statement
近年、私は写真を素材とした立体作品を制作しています。世界各地の光を写真に収め、観念的に光を物体化させる試みです。日本神話において太陽の光は全ての始まりであり、最高神を意味します。これに準えるならば、私は自分自身が美しいと感じた場の光に神性を見出していると言えるのかもしれません。土地の光を具現化し、目に見えない場の気配に触れる体験を作り出しているのです。
今回のレジデンスでは、Akaldiulu(アカルディウル)での生活を通じて感じた土地の気配を作品にしようと考え、スタジオの庭に生息していた Paku Langsuir(パク・ランスウィヤー)という植物を使って制作を始めました。このシダ植物は、マレーシアの神話で女性の亡霊を象徴していると言われています。この地で採取した光と地元の素材を融合させることで、マレーシアと日本の神話が重なり合うような作品ができるのではないかと期待しています。
Barehands Residencyについて
Barehands Residency(BR)は、マレーシアを代表する版画家ジュハリ・サイード(Juhari Said)によって2010年に共同設立されました。マレーシア・セランゴール州フル・ランガットにある、Akaldiuluと呼ばれる彼の4.5エーカーの土地を拠点としています。
当初は、ジュハリとヨルダン、インドネシア、日本のアーティストたちによる共同プロジェクトとして始まりました。その後BRは徐々に発展し、フィリピン、インドネシア、台湾をはじめ、さまざまな国や地域から参加者を迎えてきました。
これまでに2014年、2015年、2016年、2017年、そして直近では2023年にレジデンシー・プログラムを実施し、それぞれの回を通して創造的な活動と異文化間の対話を育む環境を築いてきました。
Kazutaka Shioi Solo Exhibition “Light of Langsuir”
7 -13 September 2024
National Art Gallery Langkawi
No 46, 47 dan 48, Jalan Pelangi 2 Dayang Walk Commercial Square Kuah, 07000 Langkawi, Kedah
Officiated by Tsukamoto Norihisa
Director of The Japan Foundation, Kuala Lumpur
In partnership:
Akaldiulu
Uku Private Gallery
A.P Art Gallery
Japan Foundation Kuala Lumpur
Supported by
MyCreative Ventures



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