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作品とは何か|哲学と仏教から考える美術
作品は「もの」ではなく「関係」であるという視点から、西洋哲学、現象学、仏教、神道的自然観を手がかりに、美術のあり方を考えます。自然を外側の対象として見るのではなく、身体や記憶の中で変化し、素材や場所、観客との関係の中で立ち上がるものとして捉え直します。現代美術におけるコンセプトや価値、そして制作論について、作家自身の視点から掘り下げた記事です。
5 日前


褐色の大地、珊瑚の化石|Brown Earth and Coral Fossils
English follows. 褐色の大地に隆起する3億年前の珊瑚の化石。通称、「大理石」と言われる結晶質石灰岩の産地である山口県美祢市の採石場へ行ってきました。 その目的は近年、注力的に制作している写光石の原料となる石探し。昨年末にマレーシア・ランカウイ島のレジデンスで触れた大理石に魅せられたことがきっかけで、日本でも探してみることにしたのです。 採掘場を訪れてみると、まずその広大なランドスケープに圧倒されました。まるで別の惑星に来たような、火星を想起させる非日常的な風景。鉄分を多く含む粘土質の赤土の下に見え隠れする白色の巨石たち。 一般に大理石と呼ばれるそれたちは約3億年前のフィリピン沖の珊瑚の化石なんだとか。途方もない年月をかけて日本列島へ移動し、マグマの地下熱で白く結晶化したもの。宇宙的な時間軸に想いを馳せながらその石に触れると、これまでとは全く違う創作意欲が湧いてきました。 まさに宇宙船地球号を体感した出来事となりました。この大地の恵みを使って、これから作品を制作したりワークショップを行うのが楽しみです。 塩井一孝 場所: 有限会社
5月2日
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